CCの応答について
今日、明日はCC協議会の実技試験
CCの応答について
何をきいたらいいのかわからない・・
というご質問があったので
試験当日まさに直前ではありますが
私だったらこうする・・かな
みたいなことや注意点などを書いてみようと思います
あくまで、私なら、ということでご理解ください
支援の仕方はひとつじゃないので
ちなみに・・この記事
夜中の3時半に書いてます。。
ロープレ時間が短いのでクロージングまで行かなくて大丈夫
CLに気づきを与えることができればOK
CCが焦らない
CLを焦らせない
沈黙を待つ余裕を
冒頭はCLの話をとにかく聴く
受容共感、ラポール形成
CLが話す事実・環境について
それをどう感じたか
なぜそう思うのか
そして、どうしたいのか・・
感情を質問する
~したい、けど出来ない
阻害要因になっているものがある
思い込みがあれば自覚させる
〇〇がなかったらどうだったのか
自己理解不足
仕事理解不足
キャリアガイダンス6分野のどこなのか
CLの~したいを尊重した支援をしないとCLは満足しません
希望しない部署への異動の場合
CCとしては
異動先の仕事理解不足、異動理由の確認不足、キャリアパスといった視点を思いつきますが
いきなり
「異動の理由を確認しましたか?」
「異動先での仕事を理解していますか?」
「組織の中では希望しない部署に異動することもありますよね」
なんてCCから言われたら
私がCLだったら、責められている説教されていると感じてしまいます
希望しない部署と言っているのですから
私なら先に希望を聴きますね
CLの想い描くキャリアビジョン・キャリアプランを聴く
やりたいことならCLも話しやすいでしょうし
表情も明るくなっていくかなと思います
そのあとで、
異動の理由を確認して頂くことを提案して、
キャリアプランと照らし合わせて検討していきましょう
みたいな流れにしていくと思います
時間が終わりそうになったら
「次回、〇〇しましょう」と
次に繋げてもいいんじゃないでしょうか
やりがいがない、評価されない、だから不満というCLの場合
やりがいを感じないのはなぜだと思いますか
評価されないのはどうしてだと思いますか・・
この質問だと、どんどん暗い話になっていきますよね。。
私なら
〇〇さんにとって、やりがいとは何ですか?
〇〇さんにとって、評価されるとはどういうことですか?
と質問します
~がない、に向けるのではなく
どうなったらOKなのかを考えてもらいます
そして
そうなるためにはどうしたらいいかを考えてもらいます
CLは凹んでいたりショックだったり
自信をなくしていたり自己肯定感が低くなっているのですから
その状態のまま
たたみかけるように質問されるとCLは苦しいでしょう
まずは、今の想いをしっかり受容共感して
今まで頑張って努力してきたことを労う
そして、CLの~したい、にフォーカスする
CLが話していて楽しいことを大いに語ってもらいましょう
CLが元気になったところで
どうしたらできるのか、何が足りないのか、今できることは何か
CLに考えてもらいましょう
質問の前には伝え返しをしてくださいね
短く、です
ひとこと、ふたことポンと返す
感情の言葉は逃さず伝え返す
要約も短く、だらだらしない
CLが言っていないことを言わない
CLの言葉を勝手に変えない
CCの思い込み・準拠枠で誘導しない
考えるのも決めるのもCL自身です
自律支援であることをお忘れなく
以上、ご参考まで
頑張ってください!
キャリアコンサルタント 大塚 恵久