2018年問題~雇い止めのニュース

2017年12月21日


3ヶ月更新の派遣契約を繰り返し17年働き、雇い止め


ニュース記事には沢山のコメントが付いている


たった数十行の記事を読んだだけでは

その人にどんな背景があるのかはわからない



この女性は

派遣社員の待遇を改善させる活動をされており

昨年の「AERA」に紹介記事が掲載されている

内容を読むことはできなかったけど

壮絶な人生を送ってこられた様子




私がこの雇い止めのニュースから感じたのは

何とも言えない後味の悪さ



最後の出勤の朝

思わず涙する女性の姿


派遣法、派遣先、派遣元・・

抑えきれない怒りの表現が並ぶ



本当に搾取されただけの17年間だったのだろうか・・



享受したものは何もなかったのか

もし、無期雇用へ転換されていたら心から納得できたのか

派遣法改正がなかったら、このままずっと働くことを望んでいたのか・・



この女性が過ごした17年間を

私が知る由もなく想像もできない


ただ・・


彼女が本当に言いたかったことは

もっと別にあるような気がしている


カウンセラー 大塚 恵久