小1の壁
学童保育 30万人分拡大へ 「小1の壁」解消狙い
共働き世帯などの子どもを預かる「学童保育」の受け皿について、厚生労働省は、5年間で30万人分増やすプランをまとめた。
このプランでは、放課後児童クラブ、いわゆる「学童保育」の受け皿を、5年間で30万人分増やし、2023年度末までに152万人分整備するとされている。
小学校入学にともない、遅い時間まで子どもを預けられる場がなくなり、母親が働くことができなくなる「小1の壁」が問題となっている。
厚労省は、学童保育の受け皿拡大により、「小1の壁」を解消したいとしている。
厚生労働省と文部科学省連携の「新・放課後子ども総合プラン」
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/09/__icsFiles/afieldfile/2018/09/14/1409159_1.pdf
共働き家庭が増え、核家族が増え、
保育の受け皿拡大は大きな課題となっている
保育園では、ある程度遅い時間まで子供を預けることができた
が、子供が小学校に上がると預け先がなくなってしまう
そこで、放課後子供を預けることができる場所が学童
しかし、学童保育は保育園より預けられる時間が短い
また、時短勤務は小学校入学前までとしている企業が多いため
働く親は、働き方の変更を迫られることになる
結果、仕事を続けることが困難になるのだ
小学校に入れば、宿題も出るし授業の準備も多くなる
PTA、小学校の行事、習い事・・・・
夏休みなどの長期休暇もある
同時に、
大きな環境の変化にさらされる子どもの心のケア
キリがない
親が抱える負担は、想像を越え
保育園や幼稚園とは比べ物にならない現実がある
「小1の壁」という言葉は
どれほど認知されているのだろう
小学校に上がれば手がかからなくなる、、、
は幻想でしかない
企業においては、
フレックスタイムや在宅勤務制度などの導入を
仕事と育児の両立に悩む親御さん
家族やママ友、地域コミュニティー、
民間やNPOなどの子育て支援を活用して
何もかも完璧にやろうとしない
1人で抱え込まない、誰かに頼ることが大事です
大塚 恵久