ストレスに負けない心

2018年11月03日


ストレスマネジメントで

レジリエンスという言葉が良く出てきます


レジリエンスとは、

回復力や弾性を表す言葉で

ストレスに対して

しなやかに適応するチカラ

へこたれず立ち直るチカラのことです


レジリエンスが高ければ高いほど

逆境に打たれ強いという感じでしょうか



健康社会学者アーロン・アントノフスキー博士により提唱された

首尾一貫感覚 SOC(Sence of conherence)という概念


人生で起こる様々な出来事が首尾一貫している、筋道が通っているという感覚のことです


SOCには3つの要素があり


把握可能感......わかる感

自分の置かれている状況を理解、説明できる能力

置かれるであろう状況を予測できる能力


処理可能感......できる感

なんとかなる、なんとかやっていけるという感覚


有意味感......やるぞ感

自分の身に起きるどんなことにもすべて意味がある、価値があると思える感覚



ある出来事があってストレスを感じた時

まずは、どういう状況で何が問題なのかを把握しないと

事実と感情がごっちゃになってしまいそうです

ゆっくり深呼吸してから考える方がよさそう


できる感は

過去の成功体験から自信を取り戻すことや

周りにいる人達に助けてもらうことも大事

サポート資源を活用しましょう


やるぞ感は

出来事をネガティブに捉えるのではなく

自分の成長に繋がるチャンスと捉える感覚でしょうか


人生を通して起こる様々な出来事が

何度もチャンスを与えてくれるので

その度にバージョンアップしていけそうデス



ストレスへの適応力、心の強さ、しなやかさは

いくつになっても、いつからでも高めていくことができます


難しそう。。と思うかもしれませんが

経験に勝るものなしで

レジリエンスもSOCも

少しずつ底上げしていければいいのかなと私は思いマス


ストレスに負けない心で健康な毎日を


ストレスに上手く対応できた時

困難を乗り越えることができた時は

ちゃんと自分にご褒美あげましょうね~


大塚 恵久