応募書類で小論文を書かせる意図

2018年01月28日


就職の応募書類で

履歴書や職務経歴書の他に

小論文を求められることがあります


応募者にとって結構負担になりますよね~

何を書いたらいいんだろう・・と悩む方も多いでしょう



作文と論文の違い、ご存知ですか?


作文は

自分の考えや感じたことをどう表現するか

感性と表現力が評価されるもの


論文は

テーマに沿った自分の考えとその根拠を論理的に書くもの



・・なんじゃそりゃ??


はい、お気持ちよ~くわかります。。




高度な知識が必要な専門職の話はおいといて・・


多少の知識や経験値

資格があったほうがベターな職種で

小論文を指定されることは意外と多いもの



小論文を書かせる意図は何か



ある採用担当者にお話を伺ったことがあるのでシェアします


これを読んだところで

論理的な論文が書けるかどうかは微妙ですが(汗)

書く時のヒントになるやもしれません


ただし、、

職種によっても組織によっても違うので

参考程度にお願いします (^_^;)




論文は

お題やテーマ、文字数が指定されています

「〇〇についてあなたの考えを〇〇文字以内で書いてください」

みたいな


テーマがあるということは

採用担当者が知りたいことがそこにある


何を知りたいのか

何を書けばいいのか



採用担当者が論文でチェックすること

・経験と貢献

・キーワード



経験と貢献は

求められる業務に対する経験と

その経験で貢献できたこと、成長できたこと

入社して貢献できること、したいことも含みます



キーワードというのは

指定されたテーマに対し

これは書いて欲しいと思うキーワード

つまり知識ですね



応募書類なので

つい自分の経験や意欲アピールになってしまいがちですが・・


その方いわく、、

他にも重要ポイントがある、と



それは

「組織の一員としての在り方」が書けているか



どんなに知識や経験があっても

組織の一員として仕事をする上での在り方が見えてこないと

不採用なのだそうです



ほほぉ~



論文から

その人の人となりが見えてくるとおっしゃっていました


論文を書くときは

自分エピソード満載で終わるのではなく

「組織の一員として・・」という一文を必ず入れましょうね~



ちなみに

文字数オーバーはかなりの減点だそうですよ



履歴書や職務経歴書については

業務に関係のあるものはチェックする・・程度で

論文はかなり重視されているようです



では、経験がない人はダメなのでしょうか?


そんなことはなく

最後の決め手は人間性 (^_^)



では、面接でのポイントは?


論文で人となりは多少見えているので

あとは、話しやすさ!(笑)


この方はきっと

とても誠実で愛ある採用担当者なのでしょう




論文を書くのは応募者にとっては負担ですが

労力をかける分

相手に伝わることも多い


この仕事がしたい

この会社の一員として働きたい


その想いを自分の言葉で書いてくださいね


カウンセラー 大塚 恵久