応募書類で小論文を書かせる意図
就職の応募書類で
履歴書や職務経歴書の他に
小論文を求められることがあります
応募者にとって結構負担になりますよね~
何を書いたらいいんだろう・・と悩む方も多いでしょう
作文と論文の違い、ご存知ですか?
作文は
自分の考えや感じたことをどう表現するか
感性と表現力が評価されるもの
論文は
テーマに沿った自分の考えとその根拠を論理的に書くもの
・・なんじゃそりゃ??
はい、お気持ちよ~くわかります。。
高度な知識が必要な専門職の話はおいといて・・
多少の知識や経験値
資格があったほうがベターな職種で
小論文を指定されることは意外と多いもの
小論文を書かせる意図は何か
ある採用担当者にお話を伺ったことがあるのでシェアします
これを読んだところで
論理的な論文が書けるかどうかは微妙ですが(汗)
書く時のヒントになるやもしれません
ただし、、
職種によっても組織によっても違うので
参考程度にお願いします (^_^;)
論文は
お題やテーマ、文字数が指定されています
「〇〇についてあなたの考えを〇〇文字以内で書いてください」
みたいな
テーマがあるということは
採用担当者が知りたいことがそこにある
何を知りたいのか
何を書けばいいのか
採用担当者が論文でチェックすること
・経験と貢献
・キーワード
経験と貢献は
求められる業務に対する経験と
その経験で貢献できたこと、成長できたこと
入社して貢献できること、したいことも含みます
キーワードというのは
指定されたテーマに対し
これは書いて欲しいと思うキーワード
つまり知識ですね
応募書類なので
つい自分の経験や意欲アピールになってしまいがちですが・・
その方いわく、、
他にも重要ポイントがある、と
それは
「組織の一員としての在り方」が書けているか
どんなに知識や経験があっても
組織の一員として仕事をする上での在り方が見えてこないと
不採用なのだそうです
ほほぉ~
論文から
その人の人となりが見えてくるとおっしゃっていました
論文を書くときは
自分エピソード満載で終わるのではなく
「組織の一員として・・」という一文を必ず入れましょうね~
ちなみに
文字数オーバーはかなりの減点だそうですよ
履歴書や職務経歴書については
業務に関係のあるものはチェックする・・程度で
論文はかなり重視されているようです
では、経験がない人はダメなのでしょうか?
そんなことはなく
最後の決め手は人間性 (^_^)
では、面接でのポイントは?
論文で人となりは多少見えているので
あとは、話しやすさ!(笑)
この方はきっと
とても誠実で愛ある採用担当者なのでしょう
論文を書くのは応募者にとっては負担ですが
労力をかける分
相手に伝わることも多い
この仕事がしたい
この会社の一員として働きたい
その想いを自分の言葉で書いてくださいね
カウンセラー 大塚 恵久